鳥取県まちづくり人材育成研修「まちトレ in TOTTORI 2025」

まちトレとは?
「まちトレ」は、地域で何かを始めてみたい、自分の活動を次のステップに進めたい――
そんな思いを持つ人たちが、講師や他の参加者と出会い、学び合う、2日間のまちづくり研修プログラムです(主催:鳥取県、業務受託:NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会)。
空き家の活用や景観の保全、公共空間の利活用、アートを通じた地域づくりなど、各地で挑戦を続けている実践者を講師に迎え、1日目は連続レクチャー、2日目はフィールドワークを通じて、地域資源の活かし方やまちとの関わり方を多角的に学びます。
まちトレでは、世代や官民の立場を越えてともに学び合い、地域や分野を越えたプレイヤーとつながる場を目指しています。
まちを舞台に、自分の「やりたいこと」と地域とのつながりを深める2日間。
あなたもこの“まちづくりトレーニング”に飛び込んでみませんか?
こんな方におすすめ
地域活動を始めたいが何から動けばよいかわからない
行政や他の団体、人との関わりを増やして活動をひろげたい
空き家活用・アート・公共施設利活用などに関心がある
他地域の取り組み事例を学びたい
まちを盛り上げる志を持つ仲間と出会いたい
講師紹介
レクチャー1
小林 清 氏
NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会 副理事長
協議会設立(2001年)より参加。町並み景観事業、イベント等による賑わい演出。
空き家を活用した食事処・ゲストハウスなどの運営、移住定住支援のほか、サブリース事業やAIを活用した空き家対策にも取り組む。
㈱日本能率協会マネジメントセンターと協同した企業若手リーダーの研修に取り組むと共に耕作放棄地対策として果樹の里山プロジェクトやハーブガーデン事業等、地域の課題解決や地域資源を活かした魅力作りにも取り組んでいる。
レクチャー2
森 美樹 氏
うのずくり 代表、ガラス作家
広島市出身。倉敷芸術科学大学でガラス工芸を学んだ後、2007年に玉野市へ移住しアトリエを構える。
制作の傍ら、2011年から「うのずくり(宇野に住んで+つくるの造語)」というクリエイターの移住支援を始め、これまでに128組233人の移住や空き家紹介をお手伝い。
現在では、宇野港を中心にゲストハウスや飲食・小売店など魅力的な店舗が増えつつある。
2016年には、市より「たまののIJUコンシェルジュ」に認定され、市と連携した活動を行う。
レクチャー3
若狭 健作 氏
株式会社地域環境計画研究所 代表取締役
公園、図書館、広場や商店街など、様々な都市空間に人が集い活動するきっかけと仕組みづくりを考える都市・地域プランナー。兵庫県尼崎市では大気汚染公害訴訟の和解金を活用した地域再生プロジェクト「尼崎南部再生研究室」に携わり、ローカルマガジン「南部再生」を2001年から発行を続ける。地元の市場内で台湾料理店「好吃(ハオチー)食堂」と古書店「二号店」の運営にかかわる。好角家。
レクチャー4
宮崎 晃吉 氏
株式会社HAGISO 代表取締役、建築家
群馬県前橋市生まれ。
2008年、東京藝術大学大学院修士課程修了後、磯崎新アトリエに勤務。
2011年より独立し、建築設計やプロデュース業に携わるかたわら、2013年からは東京・谷中エリアを中心に、築古のアパートや住宅をリノベーションした飲食・宿泊事業を自社で設計・運営している。宿泊施設「hanare」で2018年グッドデザイン賞金賞を受賞。
著書に「最小文化複合施設ーたまたま住んだ一軒のアパートからはじまる、東京・谷中の物語」など。
レクチャー5
武藤 隆晴 氏
(一社)郡上八幡まちづくり会議 理事、チームまちや 代表
生まれたまちで40年近く行政マンとしてまちづくりに携わり、まちづくり団体の立上げや実践活動に中心的な立場で関わり、まちの根幹的課題である過疎化と顕在化する空き家に注目し、公的な立場での制度設計、予算措置と事業化を組み立てる。
退職後は民間として体制整備と具体的な空き家の借り受け、物件改修、移住者受け入れ等の実践や活性化に向けたイベント開催、調査業務など10年にわたり空き家活用を中心としたまちづくり活動を実践している。
ファシリテーター
岡田 宏一 氏
株式会社たじまにあ 代表
大阪府出身。
メーカーでの海外駐在歴11年。
これまでの訪問国数は77か国。
その後、東北大学大学院で環境科学修了。
研究フィールドとした兵庫県豊岡市に移住し今年で10年目を迎える。
様々な地域活性化プロジェクトに携わり、2022年からは㈱日本能率協会マネジメントセンターに所属し、地域と都市部大企業を結ぶ人材育成研修プログラム「越境学習」を立ち上げ、昨年度は17県23地域で展開。
鳥取市鹿野町でのプログラムの企画運営に携わった。
開催概要
<日程>
Day1:2025年10月25日(土) レクチャー
Day2:2025年10月26日(日) ワーク
<会場>
Day1 ※オンライン可
・レクチャー、交流会:しかの心(鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1809-1)
Day2 ※現地のみ
・フィールドワーク:蜘ヶ家山山菜の里(鳥取県東伯郡北栄町曲1270-4)
・グループワーク、発表:北栄町中央公民館(鳥取県東伯郡北栄町土下112)
<定員>
30名
※応募多数の場合は選考し、結果をお知らせいたします。
<参加費>
無料
※昼食や交流会費、宿泊費などは別途必要になります。
※ご宿泊は参加者自身で手配をお願いします。
<託児>
あり
※受け入れ可能な人数に限りがございますので、WEBフォームの該当欄に詳細をご記入ください。当日の申込みには対応はできません。
<申込締切日>
2025年9月16日(火)
※Day1のオンライン視聴のみをご希望の方は10月19日(日)まで申込みいただけます。
<主催>
鳥取県
(業務受託:NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会)
スケジュール
Day1 講師のレクチャーとディスカッションで学びを深める!
景観を活かしたまちづくりに取り組む鳥取市鹿野町のまち歩きや、各地で活躍する講師のレクチャーを聞き、合間に講師も交えたディスカッションタイムで学びを深めます。終わった後は交流会もあります。
10:00 | オープニングガイダンス |
---|---|
10:10 | レクチャー1 小林 清 氏 |
11:00 | 鹿野町まち歩き・昼食 |
12:40 | レクチャー2 森 美樹 氏 |
14:00 | レクチャー3 若狭 健作 氏 |
15:20 | レクチャー4 宮崎 晃吉 氏 |
16:40 | レクチャー5 武藤 隆晴 氏 |
18:00 | Day1 クロージング |
18:30 | 交流会 ※参加は自由です。途中退席もできます。 |
Day2 実在する公共施設を題材に講師とともに課題と活用法を考える!
北栄町に実在する公共施設を題材として、実際に「この場所・エリアでどんな事業やコトができそうか?」を講師、参加者、行政関係者で考えていきます。
9:00 | 北栄町中央公民館に集合 |
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9:30 | オープニング、フィールドワーク@蜘ケ家山山菜の里 |
10:45 | グループワーク・昼食 |
14:00 | 北栄町に向けたグループワーク発表、質疑応答 |
15:00 | 振り返り、クロージング |
16:30 | 全日程終了 |
申込みについて
選べる参加方法
▼申込締切:2025年9月16日(火)▼
A 10月25日(土)・10月26日(日)ともに現地参加
B 10月25日(土)オンライン参加、10月26日(日)現地参加
C 10月25日(土)現地参加、10月26日(日)不参加
▼申込締切:2025年10月19日(日)▼
D 10月25日(土)オンライン参加、10月26日(日)不参加
<留意点>
・現地参加をご希望の方はAの2日間の参加が基本となりますが、B~Dの1日単位だけの参加も可能です。
・BまたはCの場合には、選考基準となりますので、WEBフォームの該当欄にご事情などをお書きください。
・10月25日のレクチャーにオンライン参加するための配信アドレスは申込み後にメールにてお知らせします。
・26日はオンライン配信いたしません。
お問い合わせ
鳥取県 生活環境部くらしの安心局まちづくり課
〒 680-8570 鳥取市東町一丁目220
☎ 0857-26-7363
✉ machizukuri@pref.tottori.lg.jp
https://www.pref.tottori.lg.jp/machizukuri/
NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会
〒 689-0405 鳥取市鹿野町鹿野1809-1
☎ 0857-84-1188
✉ info@shikano.org
https://shikano.org