2010年4月のアーカイブ
私の住む河内集落にある荒神山という山に、農耕に使った牛の神様を祀る祠があります。
25日は地区民が集まり、小さなお祭りが行われました。
10年ほど前までは、山の祠で神事を行っていたのですが、高齢化で山に登れない人が多くなり、今は公民館で行われています。 昭和30年代までは牛が農耕の主役で、牛とともに暮らしていた。その牛に対しての感謝の気持ちと、今年も元気に働いてほしいという願いを込めてのお祭りです。 昭和40年代に入ると牛の姿が村から消え、耕耘機、トラクターに代わった。牛の餌用の草刈りもしなくてよくなり、暮らしも随分楽になった。でも、その頃から山や川の荒廃が始まった。こういう祭りは時代に合わないから止めてしまおう、という意見もあるようですが、生き物とか自然に感謝する気持ちはいつの時代でも大切なこと、いつまでも続けていきたいものです。 神事の後は当然「直会」、これが楽しみなのです。村の話や農作業の話、はたまた日本の政治の話まで、にぎやかに時間が過ぎていきます。 他の集落でも昔から伝わるお祭り、行事があると思います。それをここで紹介していきたいと思っています。 ご一報下さい! 武部 仁
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今日の鹿野は荒れています。 ものすごく風が強くってさっき歩いていたらバケツが転がっていましたし、堀の白鳥も顔をしかめているようです。
なによりも「しかの心」がみしみしいって屋根がとんでしまわないかと心配です。
満開の桜が散り、新緑の季節と移り変わり始める鹿野、城山へ続く階段のむかって左にある城跡公園の駐車場に遅咲きの緑色の花をつけた桜を見つけました。 昨年の11月に行われた「自然と景観を守るイベント」の際に城山守りたい、鹿野まち普請の会、鹿野地区公民館、鳥取大学、鹿野小・中学生の協力のもと城山公園に桜や梅を植える作業を行いました。 その際に緑の花が咲く桜の木を1本植えたそうです。 それが今年、小さな緑の花をつけました。 桜の種類は「御衣黄(ぎょいこう)」という名前。 江戸時代に、京都の仁和寺で栽培されたのがはじまりと言われています。 「御衣黄(ぎょいこう)」という名前は江戸時代中期から見られ、その由来は貴族の衣服の萌黄色に近い色目をしているから。 「まだ一年目の幼い桜ですが、これから春を迎えるたびに、ピンク色の花が満開になって賑やかな時期が過ぎた4月下旬、そっと花をつける「御衣黄」が鹿野の名物になればよいと思います。もう少しすると花の色が緑から赤っぽい色に変わるので、ちょっと気にかけてみて下さい。」と城山守りたいの方がお話を聞かせて下さいました。 鹿野の名物になるよう、元気に育ちますように・・・
安井 仁美
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久しぶりの青い空、そば道場駐車場では「鹿野ええもん市」が開催されその名の通り、ええもんが集結した“市”がたち、たくさんの方で賑わっていました。 野菜、おこわ、豆腐、カレー、肉まん、コロッケ、ケーキ、グレープなどなど、食事、食品だけでなく花壇苗や雑貨、手芸品、すげ笠などもよりどりみどり。 鹿野産野菜は本当に安い!!こんな大きな大根が100円!?と驚かされましたし今しか手に入らない春の山菜がいろいろ並んでいて、会期と同時に人だかり、昼前にはほとんど完売。 下町ラーメン・串カツ、上町焼きそば・うどんは定番。 やっぱりよく出ていました。 ラーメンは麺から手作り、こだわりが違います。 下町にあった食堂のラーメンを思い出すといっておられた方がおられました。 めざすは昔あった食堂の究極ラーメン!!という想いがあるとのこと。 下町名物から、鹿野名物へ!! 「池原シェフにおそわったコロッケ」もこだわりが違います。芋から育てて具にも工夫が施され、袋のパッケージもデザイン、このおいしさは作り手の心の込め方からきています。 心のこもったコロッケは昼には完売!! 今回はハムカツも同時販売。これも中のチーズが絶妙!! シェフすごいです。。 鹿野町でとれた猪を多くの方に知っていただくため「ししぼたんの会」も今年から出店。 ボタン汁にしし肉の燻製などなど。 あれもこれもと目移りするばかり。 進化し続ける「鹿野ええもん市」は今後も見逃せません!! わったいな祭りでの河川会場で行われる秋の「鹿野ええもん市」が楽しみですね。
安井 仁美
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今週の22日から27日までの期間、ゆめ本陣のギャラリーでは「押し花と樹脂粘土の合同展」を開催しております。 一昨年、「押し花夢アート教室」を立ち上げてから10周年を迎え今回が2度目の展示会となります。 四季折々のかわいらしい草花をいつまでも大切に残しておきたい… そんな思いが押し花に、樹脂粘土になってゆめ本陣のギャラリーを華やかに演出しております。 押し花を始められたきっかけは教育委員会での生涯学習、1年間限定で講師の方から教わった技術をここで途切れさすことはもったいない。
そんな思いから独立した組織をつくり、月に一度のペースで制作活動をおこなっています。 押し花をはじめてから11年目の山本さん、7年目の岡田さんが押し花の魅力を教えてくださいました。 お二人とも鹿野の方で会員は8名、それぞれの作品には個性があり、花だけでなく木の皮や葉っぱを風景画の地面や空、家の壁に見立てたり、貝殻を使ったりと工夫された作品が多数展示されています。 背景となる素材によって花の色の出方も変わり、額に入れて密封することで作業をしている時との色の変化を楽しむことができる、出来上がりまでの過程も押し花の魅力の1つです。 押すことに時間を費やすが、出来上がった作品をみると本当に感動する!!と笑顔で話してくれたことがとても印象的でした。
同じく花の美しさを残したいという思いから樹脂粘土でつくられた作品は本物さながら!! 生花と同じように花瓶にいけられた作品は造花には見えない色目と花の傾きや葉の付き方、枯れない花の魅力がここで楽しむことができます。 25日の日曜日に訪れると押し花のキーホルダー、ハガキ作りを体験することができます。 予約はいりません。詳細はゆめ本陣にお問い合わせを。 ちなみにこの日は「鹿野ええもん市」が鹿野そば道場横駐車場で行われます。 そちらもあわせてお楽しみください。 みなさまのお越しをお待ちしております。
安井 仁美
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河内地区の空家に、東京より二人の若者が移住してきました。 畑を耕し、野菜を作り、半自給自足的な暮らしをしながら、好きなことに没頭する時間を持ちたいとこちらにやってきました。 絵を描くことが大好きな山田君(写真・左)ギターを弾き歌を作る工藤君(写真・右) 二人とも畑仕事も田舎暮らしも初体験、どんなことになるやら不安でもあり楽しみでもあり、早くここでの生活に慣れてほしいなぁ。 彼らが暮らし始めた河内集落、山に囲まれ、川が流れ、緑豊かな良いところです。
武部 仁
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4月17日、鳥の劇場の主宰者中島諒人さんの「芸術選奨文部科学大臣新人賞」を祝う会が“しかの心”で盛大に催されました。
平井鳥取県知事、竹内鳥取市長はじめ、たくさんのご来賓の方々の祝辞、鳥取大学西岡千秋先生、鹿野ミュージカル上萬雅洋さんの素晴らしい歌とピアノ演奏、鳥の劇場の皆さんによる寸劇など、リラックスした楽しい会でした。 中島さんの挨拶の中で、「この賞は自分がいただいたのではなく、地域の皆さん、サポーターの皆さんなど多くの方が鳥の劇場を支え、盛り上げて下さっていただけたもの。みんなの賞です。まだ始まったばかり、やっとスタートラインにつけた所、これからもどんどんいろんな試みをやっていきたい。」と謙虚に力強い抱負を語っておられたのが印象的でした。
武部 仁
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4月10、11日、鹿野祭りが開催されました。 開催日まで、ワクワクがとまりませんでした。 何しろ初体験なものでして。 前日は自分の住む町内の準備を手伝い、あっちの町へこっちの町へいっては話を聞きながら祭りを迎える心の準備を整えていきます。 おじさまたちにまぎれこみ仕事をさせていただき、きたー祭りだ!!と心踊っていました。
そして当日・・・ 宵祭りのスタート。 いろいろ話を聞いてきたことを確認して、観察して、よいやさ―と掛け声に便乗しては心が熱くなって・・・
目にとびこんでくるすべての情景が新鮮で、嬉しくてしょうがなかった2日間。
宵祭り、春の花火 公民館での笛の練習、少年たち!!当日も頑張るんだよ。
圧倒されたのは目の前を通る「屋台」
3歳「鷹匠(たかじょう)」のあくびはかわいすぎます。
眠いよね・・・朝6時起床だもんね。
「幟差し」の竹の音、歓声があがる。
獅子舞いのゆっくりした動きの美しさ。 このために毎晩毎晩二の丸で練習を重ねた若ものたち。
御神事場での神事、河川敷の提灯の灯りが美しく、 役面たちの話し合う姿、争いをとめにはいる姿はとてもたくましく勇ましかった。 御神事場での神事が終わったのが1時半。 就寝が3時。当然翌朝の仕事はえらく眠かったです。
今年は雨模様でとても寒い本祭りでした。 片づけは次の日まで続き3日がかり。 んーこれは、2年に一度…以上じゃないと鹿野の人の体がもちませんね。 ・・・すごかったです。 あんなに賑やかだった週末が夢のよう、日常にもどってしまった町中はいつもと変わらず静かな町に戻りました。静けさと一緒に寒さも戻ってきて4月だというのに鼻水が出ます。 なんだかさみしい気がしますが、また2年後の祭りまでおあずけ、しっかり心に刻みついたあの情景は忘れません。
安井 仁美
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4月だというのに寒い日々が続いております。 そんな日は心も体もあったまる「夢こみち」の手作り“ぜんさい”いかがです?
お餅はつきたて、白とよもぎの二種類を楽しめ、あずきはじげのもん。 ちょうどよい甘さのこのものは、ホッとする味。
お供は大根のハリハリ漬けでございます。 ぜひ、ご賞味ください。 安井 仁美
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朝起きたら「鷲峰山」921mが白くなっていました!
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4/10-11に城山神社祭礼祭(鹿野祭)に合わせて 10日の8時打ち上げということでしたが、 たくさんのギャラリーの中、春の花火はめずらしく [動画] http://www.youtube.com/watch?v=co2ThTyDpV8 翌日は城山神社祭礼祭の本祭です。 執り行われました。 たくさんの方々にご来町ただき
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寒さが逆戻りの曇り空。 鹿野のお堀周辺は人もまばら。雨も少し降りましたが鹿野の桜は風で吹き飛ばされることなく穏やかに咲いておりました。
夜のライトアップは終わってしましましたが、まだ桜は健在です。 ぜひ鹿野に足をお運びください。
今日はタイトルの通り宣伝です。 鹿野がのっています。 さんいんキラリに。 素敵な写真と心温まる文章。永久保存版にしていただきたい。 中身はとっても濃いものとなっています、ここでは詳しいことは書きませんのでぜひとも書店に駆け込みご購入していただきたい!!!!
ちなみ鹿野の方はファミリーショップ佐々木で購入を。 早く買わなきゃなくなるぞー。 安井 仁美
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先週末はとってもよい天気に恵まれ、鹿野のまちはとっても賑やかかったです。 3日は往来交流館の竣工式がおこなわれ来賓の方々、地元の方々がたくさん集まられた式典となり、オープニングセレモニーでは、鹿野の伝統芸能である「亀井太鼓」、鹿野祭の花形、上町の「神楽獅子舞い」、下町の「雅楽」が披露されました。
冷たい風が吹く中、太鼓をたたく3人衆はとっても凛々しく素敵でした。
小学生は笛を吹き獅子舞の踊りはいつみてもかっこいいし、雅楽の音は心のおくまで響き渡ります。
寒空のしたお疲れ様でした。
昼からは交流館の展示のために殿町からは公民館から神輿が出され、エイさホイさと担がれていました。
次の日は屋台の組み立て、各町ごとで行われ、今週末の祭りまでスタンバイ。
城山のあたりではお花見客が大勢おられて宴会騒ぎ。 桜の木の下「桜花の宴」は今年3回目、詩吟と舞が披露され、本当の詩吟を耳にした私は、エライものをみてしまった!!となんだかドギマギ。
鹿野の春は楽しいことばかり。 今週末は祭り本番。。 待ち遠しい限り。 毎晩各町内の笛や太鼓の練習の音が鹿野の町内に響き渡っているのもまた鹿野らしさ。 安井 仁美
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